置かれた場所で咲くために自分の役割を意識する

こんにちは。聞き手の井原です。

今日は、「置かれた場所で咲くために役割を意識する」という話をします。

今は新年度ということもあり、私は、今年は特に、いろいろな方の環境の変化に触れている感じがしています。

そんな中、環境の変化や、それに適応していく心理的な側面を考えた時に、「置かれた場所で咲く」ということや「役割の重要さ」が考え浮かんだので、記事にしたいと思います。

さて、私たちは、さまざまな社会的な役割を担って生きています。

例えば、仕事上の役割や、地域での役割、家庭での役割、、、

それらの役割をしっかりと認識し全うすることで、私たちはその環境や社会の期待に応じて責任を果たすことができます。

自分の役割を認識したり、役割を全うすることは、自己認識や自己肯定感、自己評価を高め、良好な人間関係を築いたり、社会的な場や周囲からの信頼を得ることにつながります。

反対に、自分の役割が認識できないとか、役割を全うできないことは、今、自分がすべきことや、社会的な期待に応じることできないなどの状況を生み、自己認識や自己肯定感、自己評価を下げることにつながります。

そして、人間関係に困り感が生じたり、社会的な信頼を得づらくなったりします。

また、役割を考えた時、私たちはそれぞれの役割に応じた顔を持ちます。

例えば、仕事上の役割で見ても、
・上司の指示を的確に遂行する「部下の顔」
・部下に的確に指示や指導する「上司の顔」
・先輩と良好な関係を持とうとする「後輩の顔」
・後輩を認めたり励ましたりする「先輩の顔」
・クライアントに満足してもらおうとする「取引先の顔」
・より有利な条件で取引したい「クライアントの顔」

このように私たちは役割によって異なる顔を持ちます。

心理学的な話をすると、こうした役割への適応が上手くいかないことと「適応障害」は密接な関連性を持っています。

今の環境や役割に適応できないとか、過度のストレスがかかり心身の不調をきたすなどのことは、適応障害の代表的なものですが、適応障害の場合は、外的なストレス因子を取り除くか、内的にストレス耐性や適応能力を向上させるという方法により、その症状を改善することができるとされています。
(この考え方は、社会の在り方や、教育などにも応用できる視点と考えますが、そこは横に置いておきます)

かくいう私も、今でこそ、福祉や教育事業、カウンセリング、コーチング、経営などの仕事を、預けていただいた役割と感謝しながら行っていますが、過去には、さまざまな仕事を経験する中で、本当に合わないと感じたり、適応できずに心身に不調をきたすなどの経験をしたことがあります。

今思えば、そこで踏ん張って自分の人格や実務能力、適応能力を磨くことに注力できていればよかったではないか、と思うこともありますが、

当時の私にとっては精一杯であったとも思います。

ですので、もし、今あなたがご自身の状況に辛さを感じているとしたら、逃げてもいいし、頑張ってもいいと思います。

人には、その人に合った場所があり、その人に合った役割があると思います。

そこから役割に見合う自分へと成長していき、社会的により大きな役割に見合うような自分になっていくことが、大成するとか、高い人格や器を備えるということであると考えています。

そのようにして、自分のことも大切にしながら、社会的な期待にも応えられるような自分になっていきたいものですね。

私は、自分自身のこうした経験を通して、人は、役割を意識しそれを全うすることで、誰もが「置かれた場所で咲く」ことができるようになっていくと考えています。

「置かれた場所で咲く」という言葉と同じような意味のもので、

「一隅を照らす人になる」という言葉もありますが、

これらは誰もが自らの役割を全うすることで、自分だけの価値を最大限に発揮し、社会に貢献し、真に自分らしい生き方を体現するための道筋だと思うのです。

目先の損得や、現代社会的において印象付けらている虚像の自分らしさや成功に惑わされることなく、自分自身の人生をより深めていきたいものですね。

今日は、「置かれた場所で咲くために自分の役割を意識する」という話をしました。

読んでくださった方の何かしらのヒントになれば幸いです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

執筆者:井原 卓矢
 MFCA 認定プロフェッショナルコーチ/起業支援専門メンタルコーチ/児童福祉施設等経営
 1988年生まれ、山口県在住。高校中退後、10代は様々な職種で経験を積み、独学で経営や心理学を学ぶ。20歳から父親の日本料理店開業に携り、事業計画、資金調達など財務、運営管理に6年間店長として従事。収益化や業務の改善確立を行う。その後福祉業界に転向、29歳で独立起業。
 「誰もが自己実現をなせる地域社会の実現」を理念に、現在、児童福祉施設や英語教育事業、コーチング事業を行っている。コーチングの強みは、自身の経験に基づく、スモールビジネスにおける経営戦略や収益構造の構築、組織化。コーチング実績:飲食業、教育事業、美容事業、福祉事業を起業した方へのコーチング