「変われる!」を実感できる、たったひとつの方法
こんにちは。聞き手の新田です。
今回は「変われる」を実感できる、たった一つの方法をお伝えしたいと思います。
前回のブログでは、「人はいくつになっても、いつからでも、自分自身の力で、変わることができる」
ということをテーマに書かせていただきましたが、
「変わる」ことを実感していないと、なかなか難しいと思ってしまうかもしれませんね。
そこで今回は、
小さな心がけで、あなたの目の前の出来事が変わってゆく可能性を大きく秘めた
たったひとつの方法をお伝えいたします。
この方法を日々行うことで、
「あれ、不思議だな?」と思うように周りが自然に変わっていく、
そんな経験をされるかもしれませんよ。
「変われる!」を実感できる方法、それは「感謝をすること」です。
「感謝をすること」とは、
自分の意識の方向を、「今すでに受け取っているものに向ける」
ということがテーマです。
ここで「今すでに受け取っているものに向ける」について説明したいと思います。
「今すでに受け取っているものに向ける」とは、
あなたの周りにある、「〜のおかげ」に気づく、
ということです。
私たちの普段の生活においては、
「何かが足りない」「何かが損なわれている」という意識に目を向きがちですよね。
一番分かりやすい問題が、お金に関することと言えるでしょうか。
世界的な活動家であり、資金調達の専門家であるリン・トゥイストさんが書かれた本「ソウル・オブ・マネー」には
この私たちの「足りない」という意識に費やしてしまう状況と、
その打開策をとても簡潔にこのように書いています。
お金にまつわる私たちの物語の多くは、欠乏と問題をベースにした、「堂々巡りの原因究明」と、「今ここにはない解決策の追求」が、その中心になっています。その代わりに、もしあなたが、すでにそこにあるものに感謝をすることに意識を集中させたとしたら、あなたは一瞬で豊かさを経験するでしょう。あなたは、「充足」を経験するのです。それはとても自然なことです。なぜなら、それこそが、あなた自身なのだから。
「ソウル・オブ・マネー」2013年 ヒカルランド発行
欠乏と問題をベースにした物語から、
今すでに受け取っているものに目を向け、「〜のおかげ」と思えるようなこととは、
いったいどんなことがあるでしょうか?
呼吸をしていること、心臓が動いていること、目が見えること
言葉を話せること、歩けること、手を伸ばせばものを掴めること・・・
そうした私たちの肉体にとって、不自由のない部分を一つ一つみていくだけでも
じつにたくさんの恩恵が、すでに備わっていることがわかります。
または、
甘露がしのげる住む家があること、日々の気温に対応できる服装をまとっていること
または、
飼っているペットの存在や、大好きな音楽や絵や推しの存在や、
あなたになにかを与えてくれた人の思い出や出来事の記憶・・・
そのように、あなたにとって、あなたを支えてくれている、ひとつひとつの在り方、出来事、存在に
意識を向けてみてください。
もちろん、無理やりだ、こじつけだ、という思いがあるのであれば
決して無理して「感謝しよう」とは思わないでくださいね。
「感謝」とは、無理におこなうことではなく、
身の回りにある恩恵に気づくことで、自然と湧き上がるもの。
その湧き上がってくる気持ちを大切にしてください。
方法としては、1日の終わりなどに、
二つ、三つ、感謝できることを思い出して、
その恵みを受けている自分をじっくりと味わってみる、ということはいかがでしょうか?
もちろん、日記に書く、口で唱える、心で口ずさむ、でもOKです♪
いずれも、
「ああ、そうした恵みを自分が受けているんだなぁ、ありがたいなぁ」
と、少しずつでも気持ちに実感を伴いながら
その豊かさに浸るような時間を作ってみてください。
このように、感謝という「今すでに受け取っているものに向ける」ことを続けることで
「何かが足りない」「何かが損なわれている」という日頃の意識から
少しずつ変化を受け取ってみてください。
その変化を通じて、あなたの世界に「変われる!」を実感してもらえると嬉しいなと思います。
よかったら、ぜひその変化を私たちにお聞かせくださいね。
もし、なかなか「今すでに受け取っているものに向ける」ことに意識が向かない、とか
何を思い出しても受け取っているとは思えない、思うことに無理を感じる、
と思われているのであれば、
もしかしたら、あなたは今とても辛い状況で、
そのことを理解してくれる人の存在が必要なのかもしれません。
そうだとしたら、私たちのこの「ねえねえ きいて」がいくらかお役に立てるでしょう。
そのような方からの声も、お待ちしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
執筆者:新田しんじ
MFCA 認定プロフェッショナルコーチ
心の器づくりサポーター/IT系企業プロジェクトマネージャー/スケッチダイバー
自己肯定感が低くて、自分が何をやっても意味がないと思ってしまったり、自分の居場所がなくても開き直ろうとしたり、怖くなったり、情けなく感じたり、世界をバカバカしいと吐き捨てたりを繰り返していた経験を持つ。
二の足を踏んで前に進めない方へ、第一歩を踏み出すための土台として、自分の存在を温かく受け止めることができるような、心の土台づくりをサポートしたいと思い、いろんな活動をしています。