3つの「はなす」、「話す」ことは、悩みを切り「離す」、悩みを手「放す」ことにつながる。
こんにちは。聞き手の井原です。
今日は「3つの「はなす」、「話す」ことは、悩みを切り「離す」、悩みを手「放す」ことにつながる」という話をします。
この話は、過去にコーチ仲間の方から聞いて「なるほど~」と思った話なのですが、最近、そのことをとても実感することがありましたので、ブログで取り上げることにしました。
あなたも、悩みを抱えていたり、悩みとまでいかなくてもモヤモヤを抱えていたりするのなら、参考になるかもしれません。
僕たちは、生活しながらいろいろな悩みを抱えたり、問題に突き当たったり、モヤモヤを感じることがあります。
そして、そのような状況が続いていると、心が重い状態になったり、目の前のことに集中できなくなったりしますよね。
このような時には、状況を整理したり、自分の感情に気付いたりしていくことがとても有効です。
しかし、悩みや問題が大きすぎたり、心が疲れていたり弱っていたりすると、自分の頭の中だけでは整理がつかず、不安や戸惑いがぬぐえないということがままあります。
そのような時は、「話す」ということをしてみるととても効果的です。
カウンセリングやコーチングでは、クライアントが思うままに話した後に「今、話してみてどんな気持ちですか?」と質問したりすることがあります。
この時、「ちょっとすっきりしました」とか「少し冷静になれました」とか「客観的になることができました」と答えられる方が一定数おられます。
(僕も、セッションを受ける時は、同じように感じて言うことが多い言葉です)
僕たちは、言葉にして「話す」ということを通じて、頭の中でぼんやり抱えていたものを、具体的にしていくことができ、その作業は、悩みを言葉にして、頭の中から、一旦、切り「離す」ような行為と言えるのです。
(言語化するという行為は、抽象的なイメージを、言葉という具体的なものに変換していく作業なのです)
そして、その悩みや問題に冷静に向き合うことができ、また、その悩みを抱えている自分自身を受容したり労ったりしながら、段々と悩みを手「放す」ことができるようになるのです。
最近、僕自身、漠然と悩んでモヤモヤを感じることがありました。
いつもなら、自分で考え方を整理して、自分の感情に気付き、自分自身で対処していき、時々、気になったことをカウンセラーにまとめて相談したりするのですが、今回は、中々自分で折り合いをつけて対処するのが難しいケースでいつも以上にモヤモヤと不安を抱えていました。
そんな時、僕はいてもたってもいられず、妻に、僕の体験したこと、僕の思いや考えを一通り聞いてもらいました。
そうすると、ふっと心が軽くなり、そのモヤモヤの原因に対して冷静になれた自分に気付き、「話す」って本当に大切なことだなぁと感じたのです
(共感的に聞いてくれた妻に感謝ですm(__)m!)
皆さんも、一人で抱えるのが辛い時などは、ぜひ身近な方、信頼できる方に「話す」ということをしてみられてください。
もちろん「ねえねえきいて」の聞き手も、皆さんのいろいろな話を親身に共感的にお聞きしたいと思っています。
人と人のつながりが薄れてしまいがちな今の世の中ですが、一人でも多くの方が心豊かに生活できる社会であってほしいと願っています。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。