答えは自分の中にある

「答えは自分の中にある」

コーチングでは、「答えは相手(クライアント)の中にある」という姿勢が重要とされています。
コーチはあくまで伴走する存在であって、クライアントの問題解決や目標達成を主導するのはクライアント自身であるということです。

しかし、私自身、5年以上前からコーチングを(カウンセリングも)受けていますが、当時はその言葉の意味が納得できませんでした。

当時のクライアントとしての私は、
「悩んでるんだからどうしたらいいか教えてほしい」
「どうやったらうまくいくようになるのかアドバイスしてほしい」
などと思っていましたし、更には、

「経験や知識を持ち合わせない自分から適切なアイデアや答えが出るわけないんだから、サクッと教えてくれたらいいのに」「このしんどい状況から早く解放されたい」
なんてことも思っていました。(こうした状態はとても未熟で依存的な状態と言えますね^^;)

しかし、何年にもわたりコーチングを受けながら、特定のテーマや課題に取り組んできたからこそ言えることなのですが、

「答えは間違いなく私たちの中にあります」
なんなら、「私たちの中にしかいない」と断言さえできます。

私たちが、何か問題や課題と向き合う時、私たちは悩み、葛藤します。

その葛藤を抱えたままに、学んだり、行動したり、考えたりして、実践を通して現実に働きかけ、問題や課題を解決することで、自分の状況を変化させ成長していくのです。

ですから、「経験や知識がない」「なにをどうしたらいいかわからない」など、こうした状況さえ成長の糧にしていくことで、自分という唯一無二の存在として、自分しか経験できないその状況に、自分なりの実践と答えをもって取り組むことができるのです。

しかし、葛藤を一人で抱えるのは大変なことです。
大変すぎて、一旦蓋をしてしまい、長年取り組まないでいた、なんてことはよくあることです。
(それ自体は悪いことではありません)

コーチとかカウンセラーとか、我々「聞き手」は、そんなクライアントの方の葛藤を共に抱えるサポーターであることも、大切であると考えています。

実際にセッションを受けて、話しを進めていくと、

「なんとなく話し始めたら、結局この話してる」
「薄々自覚してたけど、自分にとってはやっぱりこれが重要なテーマなんだ」

などということは往々にしてあります。

向き合うのにエネルギーがいるテーマでも、一緒に抱えてくれる心の専門家がいれば、きっと乗り越えられると思います。

今日のこの話を読んで、少しでも気になる方がおられましたら、
一度、「ねえねえきいて」のセッションや、
コーチング、カウンセリングを受けることを検討されてみてはいかがでしょうか?^^

今日は、「答えは自分の中にある」というお話をしました。

共に、自分の中の答えを見つけていき成長を重ねていきたいものですね。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。